ハグレ_スタンダード 第一回公演

砂漠人魚と盗人王子
メルヴィルの書いた「白鯨」に向かって、“復讐とは何か”を問うひとりの男【言問(こととい)】。エイハブ船長は“復讐とは掘ることだ”と告げる。
東京の地下鉄の音に混じる水の音を聞いたことから、地下水脈を掘り続けるスリ【加藤マサオ】。彼に会った言問は、その地下水脈には“12億分の10円”があるか?と問う。戸惑うマサオだったが、砂漠を旅した言問に、なぜか懐かしさのような親しみを覚える。
一方、マサオの妹【翔子】は、入院している九十九里の病院で【八百比丘尼】と名乗る女性の訪問を受ける。人魚の肉を食べて800年生きたとされる比丘尼の顔は、翔子の良く知る、ある人に似ていた。
同じ頃、【エイハブ船長】と部下たちは、白い鯨への復讐を誓い大海原を横断していた。そこへ神話に出てくる男、ヨナとそっくりの言葉をしゃべる【モナ】が乗り込んでくる。捕鯨船ビークォド号が混乱の中、たどり着いた先は、千葉県・御宿海岸。そこではテロ捜査を行う【銭形警部】が、人魚を名乗る【アナヒタ】という女に会っていた。
東京の地下と九十九里を結ぶ幻の地下水脈。ひとりにつき1000円しか盗まないマサオ、頑なに病巣の摘出手術を拒む翔子。20年前に亡くなった母へ、そして、母の通夜の夜、暴風雨の中で庭を掘っていた父の謎に向けて、それぞれがそれぞれの地下水脈を見つけようとしていく。そして、幻の地下水脈が現れようとしたそのとき、もつれるように現れてきたのは、ある砂漠の国の出来事だった・・・。
Story&Drection-【作・演出】
- 川口総司
Cast-【出演】
- 松本キック
- 音室亜冊弓
- 小池利明
- 南口奈々絵(劇団ショーマ)
- 宝田雅資
- 花田真希
- 篠崎祐樹
- 渡部和正(欽ちゃん劇団 )
- 金子瀬里菜
- 川口総司
Staff-【スタッフ】
- 舞台監督:宝田雅資
- 装置:坂享宣(ソマリ工房)
- 照明:床田光世(クロムモリブデン)
- 音響:田上篤志(atSound)
- 衣装:下村由香
- 宣伝美術:小野崎理香
- 制作:ハグレ_スタンダード
- 制作協力: 渡辺裕子
- 協力:王子小劇場/サプライズ!/劇団ショーマ/豪勢堂HeaT/(株)萩本企画/M&S/原田オフィス/SPD事務所/アクロバットオナニー
公演は終了しました


